『お兄さんの制裁システム』20KB
制裁 ゲス 野良ゆ 公園 掟 実験 ご都合主義? 初投稿で投稿手順間違えてないか心配です

※ここのゆっくりは基本ちょっと賢いか頑丈です。
※いじめと言うよりは制裁。そしてあっさりです。
※現在、文才が無いのであっさり気味です。
※独自設定を他者様から無断で沢山お借りしております。先に謝っておきます。





「むきゅう…ゆっくりりかいしたわ……」


よく晴れた春の空。

ここはそこそこ賢いゆっくり、ぱちゅりーが長を務める、よくある公園の群れ。
チェック柄の服にジーンズ、リュックサックと完全なるオタクスタイルで現れた僕は当然ながら野良ゆっくりに好んで餌を与えるような愛でお兄さんではない。


今日はちょっと面白いことを考えたので、それを近場の群れに頼みに行ったのだ。
その返事が冒頭の通りである。






ちなみに、この群れは2つ目。1つ目の馬鹿まりさ率いる空き地の群れは寄ってたかって僕にぷくーと体当たりをかましてきたので、遠慮無く全ゆん潰してある。
念入りに巣まで壊しておいた(崩落させてならした)ので、土地の管理者も少しは喜ぶだろう。


その事をぱちゅりーにも言ってみたのだが、虚弱なぱちゅりーには少々刺激の強い事だったようでクリームを少し吐いていた。
まだ吐かれては困るのだが…と思い、とりあえず応急処置としてオレンジジュースを適宜垂らしておいた。

 


ちなみに、今回実験してみたかったのは……まあ良いや、これから群れのゆっくりにもちゃんと説明するので、それをついでに聞いていて欲しい。


「さあみんな!毎度お馴染み、"ゆっくりできないお兄さん"だよ!実験お兄さんとでも呼んでね!」

「ゆんやあぁぁぁ!!」「どおしてこんなことに…?」


やかましい。うるさくなったゆっくりを静めるの、大変なんだよなぁ。ブリーダーでもないし。
そんな時はやっぱりこれ。


「ゆっくりしていってね!」

「「「ゆゆっ!ゆっくりしていってね!」」」

「はいはい、ゆっくり聞いてね。僕に協力してくれたら、みんなゆっくり出来るよ」

「「「ゆゆゆ!ゆっくりりかいしたよ!」」」


ゲスは居るか不明だが、とりあえず素直な奴ばかりで安心した。
さて、順番に説明するか…

 

「まず、この群れには掟はあるよね、長ぱちゅりー!」

「むきゅ!?あ、あるわ…」

掟を無くせ、等言われないか心配している様子のぱちゅりー。それは人間も困るからするはずがないのだが。


「今日からは、その掟の"罰則"だけが変わるよ!」

「「「ばつさんが?」」」


不思議そうな表情をする群れのゆっくりたち。そりゃそうだろう。掟の罰則だけを変更する等、ゆっくり史にも空前絶後だろうし。
ああ、可愛らしい表情だなぁ…おっと、話がそれた。


「掟に逆らったゆっくりは、僕ら人間が制裁するよ!」

「「「…ゆ?」」」
「むきゅっ!?」


突然の事過ぎて、事態を飲み込めていないゆっくりたち。唯一ぱちゅりーは察したようで、信じられないとでも言いたげな目線を僕に送っている。

そう、今回僕がやってみたいのは、"人間による制裁"のシステムだ。
ゆっくりは基本的に"違うものを嫌悪する"ため、掟はすぐに破られて人間を罵りながら殺されていくのか。
それとも、人間に怯えて掟を破らなくなるのか。見ものである。

 


ちなみに、既にこの公園の管理者に話は通してある。
最初は空き地にする予定だったが、あそこは許可を得ていない代わり家の近くだったので他人の助けを借りなくても自分でなんとか出来た。
しかしこの公園は家から徒歩10分、通学路でも無いため、僕1人で何とかするのは難しい。
そういうわけで、公園の方にも協力してもらっているのだ。無論、野良ゆ=害饅頭みたいな風潮なのであっさり許可が出た。


という訳で、草地の目立たない所に、ゆっくりの巣がないことを確認して"檻"となる頑丈なダンボールを設置する。
このダンボールは、簡単ではあるが鍵もついており、簡単には開けられないようになっている。僕の紙工作だ。
ちなみに開け方は長ぱちゅりーにしか教えていないが、それで充分だろう。
どうせ他のゆっくりに伝えた所で、覚えられるのはぱちゅりーしか居ない。


防水仕様のダンボールにビニールの窓、テープを使用したが念のため上から更にカバーして「実験中」と書いておく。
これで設置完了。

 


「あ、そうだ長ぱちゅりー」

「むきゅ…まだなにかようなのかしら…」

「掟なんだけどさ、"外から来たゆっくりにも適用する"ようにしてね」

「ゆっ?どうして…そうね、わかったわ」

「なぁに、人間にはどうせどこから来たかは関係ないからな」


それだけ言って、後はちょっと置き土産をして帰った。
正直ゆっくり相手に説明不足だし、警察ゆっくりも決めていなかったので不完全と言えるだろう。
まあ、実験だし長ぱちゅりーに総て任せよう!

 


【外からやってきたまりさside】

 

「まりさは、あんなこうえんさんでだきょうっ!していいゆっくりじゃないんだぜ!さいっこうにゆっくりしたゆっくりプレイスでないとゆるさないんだぜ!」


まりさは、独り言をこぼしながらオレンジ色に照らされたアスファルトを跳ねていた。

普通のゆっくりならアスファルトを元気良く跳ねるとあんよの皮が破れて死に至るのだが、このまりさの皮はそこそこ厚いようで全力の跳ね移動にも耐えていた。
その分痛みも少ないようである。


「ゆゆっ!あんなところにこうえんさんがあるのぜ、まずはどれいにしてゆっくりプレイスにあんないさせるのぜ♪」


そしてどうやら、例の……ここは便宜上「実験お兄さん」と「実験中公園」としておこう、そこにまりさが辿り着いたようだ。
ぽゆんぽゆんと、ゆっくりと公園に近づいていく。


お分かりだとは思うが、このまりさはゲスである。
前の群れでゲス化して追い出され、ここまで跳ねてきたようだ。
あんよの傷も多くない、どうやら近くの群れから来たようである。


そして数十分もかけて公園の中に入ると、沢山のゆっくりが活動しているのが目に入る。
話している者たちも居れば、いそいそと跳ねている者たちも居る。

 


「ゆっ…!このくそまんじゅうどもは、こんなゆっくりプレイスをひとりじめしているのぜ?せいっさいなのぜ!」


まりさは怒り心頭になり、その群れの中に突っ込んでいった。
しかし、「せいっさいっせいっさい!」と
それにいち早く気づいた長ぱちゅりーと、実験お兄さんの目論見通り選ばれた警察ゆっくりが身構える。


「まりさはここがきにいったのぜ!ここをまりさのゆっくりプ」「わかるよー!おきていはんなんだねー!」「ゆうぅぅぅ!?」


まりさは公園に対してお家宣言を行使した。
お家宣言さえ通れば、後は公園の中にいるゆっくりはみんなまりさの奴隷だよ!とかの穴だらけな思考なのだろう。

しかし、呆気無く警察ちぇんによって阻まれる。


「どうしてこのいだいなまりささまのおうちせんっげんっをじゃまするんだぜ?ばかなのぜ?しぬのぜ?」
「わかれよー!しぬのはおまえのほうなんだよー!」


警察ゆっくりに選ばれたゆっくりたちは、長ぱちゅりーが選んだので善良個体しか居ないが、ゆっくり基準で頭の良いのは長ぱちゅりーだけである。
それでは何故、彼女らが掟に従っているのかというと、長ぱちゅりーが


「むきゅ…!この"おきて"さんをうまくつかえば、むじひなぎゃくっさつ!はへるかもしれないわ、"いっせいくじょ"もこなくなるかも」


と説得したからである。
餡に本能的に刻み込まれた"いっせいくじょ"、そしてそれに関連するワード"かこうじょ"の恐怖がゆっくりたちの記憶力を底上げしたのか、警察ゆっくりたちは皆
ある程度優秀なぱちゅりーでもないと覚えきれないような掟を全部記憶していた。


警察ちぇんは、初め警察まりさを呼んで"ろうや"に引っ張っていってもらおうと思ったが、ゲスゆっくりは頭が足りないのを思い出し、


「わかったよー!ゲスまりさはちぇんについてくるんだねー、このさきにあまあまをよういしてるんだねー」


と言って"ろうや"の方向に跳ねだした。
ゲスまりさも、「ようやくまりささまのいだいさがわかったのぜ?はやくあんないするんだぜ、ゆっくりしないでいそぐのぜ!」等と言いながら移動を始める。

 

「むきゅー…ありす、いってくれる?」
「わかったわ!あしたにはわすれちゃいそうだけど、かぎのつかいかたもおぼえたしだいじょうぶよ!」
「あら、"とかいは"ね。がんばってね」


長ぱちゅりーに"とかいは"と褒められた警察ありすは、念入りに鍵の使い方を学んでちぇんの待つ"ろうや"まで急いで跳ねていった。

「ちぇん~ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!ゆんっ、このまりさだよ!」
「なんなのぜ、ぶれいなのぜ!おわびにあまあまにくわえてとびっきり!のびゆっくりをようきゅうするのぜ!」
「なんというか…いなかものね…」


警察ありすは、持ってきた2つの道具を一旦地面に置くと、鍵では無い方を咥えてそれを振りかぶり、ゲスまりさに叩きつけた。

これは、takumiさんが提案・ゆっくり用品メーカーが開発した躾け用の道具で、名を「ゆ叩き棒EX」と言う。
ゆっくりを潰さずに痛みだけを与えるのがゆ叩き棒シリーズの特徴だが、このEXは、余分なダメージを与えずに意識だけを刈り取れるのである。
ゆ虐愛好家、ゆっくり愛で派、どちらにも受けが悪かったこの商品だが、今回のような用途であれば絶大な威力を発揮した。

ゆ叩き棒EXに込められた力は、胴無ゆっくりの限界の力なのでたかだか知れている。
しかし、この棒はそれでもしっかりとその真価を発揮してくれたのであった。

 

かくして、高慢ちきな表情で気絶したまりさを"ろうや"に転がり入れ、鍵をかけたのである。
初めての獲物は、まさかの外部からのゆっくりであった。

 

 

【実験お兄さんside】

 

 

翌日来てみると、ダンボール檻の中に1匹のまりさが入っていた。


「くそどれいいぃぃぃぃ!!はやくまりささまをだすんだぜえぇぇぇぇ!!」


既に脱出する努力はしたのか、ダンボール檻の内部がちょっと汚れているが檻自体には傷一つついていない。どうやら強度は充分なようだ。
"人間用"と書かれた上蓋のカンヌキ状のロックを外して開け、ゲスまりさを取り出す。


「ゆっ!?おそらをとんでるみたい!…きたないてでいだいなまりささまにさわるんじゃないのぜ!」


ぎゃーぎゃー騒いでいるが、無視だ無視。
しかし、設置してみるもんだなぁ…システム導入から僅か一晩で1匹とは。
ま、善良いじめ以外の虐待鬼威惨―いや、制裁お兄さんとゆっくりが仲良く出来る、我ながらかなりの優良システムなのだが。


「きいてるのかぜ!はやくおろさないとせいっさいなのぜ!いまならはんごろしでゆるしてやるのぜ!」


うるさいゲスまりさの声も手伝って、群れのみんなが集まってきた。
そう、僕の制裁は見せしめの面が強いから、公園でみんなの前でやるのである。


「じゃあ、ゆっくり制裁を始めるよ~。
今回の罪状は?」


警察ゆっくりの任命が済んでいるか不明の為、代表して長パチュリーに聞く。


「むきゅ!そのまりさは、むれのこうえんでおうちせんげんをしようとしたのよ」
「そんなの、とうっぜん!なのぜ!さいきょうでかっこいいまりさがじきじきにしはいしてやるというのに、ことわるほうがおかしいのぜ!」
「うん…今時野良でここまでのゲスは珍しいな…」


ぎゃーぎゃーと手の中でまりさが喚く。
そのどれもは、自分がいちばんゆっくりしているという内容だ。
もうこいつに慈悲は要らないな。

 

「よし、罰が決定したぞ。

こんなゲスまりさには―あんよ焼きの刑だ!」


ゆっくりたちの返答を待たず、ライターを取り出す。
僕にとって足焼きは今日が初めてだが、僕はゆっくりの反応を見るより焼色で判断するタイプなので初めてでも多分大丈夫。
適当に鼻歌なぞ歌いながら、ゲスまりさのあんよを焼いてゆく。


「ゆんぎいぃぃぃぃ!!!あづいいぃぃぃぃ!!」

「むきゅぅ…あれが、にんげんさんの"せいさい"なのね…たしかに、えださんでさすよりはよっぽどこうりつがいいわ…」


群れのゆっくりがざわついているが、今は焦げ目を見るのに集中しているので無視。
サクサクと、しかしもう移動すらできなくなる程に焼いていく。
治癒不能にするには灰にしないといけないらしいが、ライターでは火力不足なのでそれはできない。まあ、ここあたりでは愛護団体を見ないから大丈夫だろう。

 

 

「ゆふぅ…それだけなのぜ?おわったのぜ?そのていどなのぜ?」
「…まあ、これだけと言えばこれだけだな」


だけって言うけど、移動できなくなっている事に気がついてるのか?


「ゆふぅ…このゲスなむれからあまあまをけんっじょうさせたら、くそにんげんをせいっさいしてやるんだぜぇ!」


いや、全然気づいてないな。
僕は構わないが、移動できないということは周囲のゆっくりからの印象は大事だぞ?
ということをわざと口には出さず、まりさを適当な草地に置いて一言。


「制裁は終了だよ!悪いゆっくり、ゲスなゆっくりはまたあの檻に入れといてね!」
「「「ゆっくりりかいした(よ/のぜ/わ)!!」」」
「まりさはゲスじゃないいいいぃぃぃぃ!!」


僕はゆっくりたちの返事と叫び声をバックに、公園を後にした。

 

 

【あんよ焼きのゲスまりさside】

 

 

「ゆっ!くそにんげん、まてぇ…どぼじでうごげないのおおおおぉぉぉぉぉぉ!!」

 

今更歩けないのに気がついたまりさ。賢いのか頭が悪いのかはっきりしない奴だが、この場にそれを気にするものは居ない。
また、奴隷宣言してすぐに捕まったまりさに復讐したいというゆっくりも居ないため、日暮れの公園はすぐに静かになった。


「どれいはいうことをきけえええぇぇぇ!まりさにあまあまとさいっこうにゆっくりしたおうちをもってこおおぉぉぉい!!」


この時間になっても諦めが付かないのか、それとも周りが見えていないのか叫び続けるゲスまりさ。
はっきり言ってキンキン響くゆっくりの声はもしかしなくとも騒音である。
ゲスまりさは体力配分というものを考えていないのか、休みすらせずに叫び続けている。
これは一斉駆除が来てもしょうがない、そろそろ"ろうや"に入れなおそうかと群れのゆっくりが考え始めたところだった。


運良く、あるいは運悪く人間が通りかかった。
薄暗くてよく見えないが、犬を連れて散歩しているようだ。
公園の管理者によって取り付けられた、取り組みに関する案内を発見すると、その見たことのない内容に思わず声を出して面白がっていた。


「なんだこれ?実験中?……へぇーそんな面白い事してたのかあの子は」
「やい!そこのくそにんげんでもいいのぜ!まりさをゆっくりさせるんだぜ!これはどれいのぎむなんだぜ!」
「あ、ゲス発見」


どうやら声の高さや喋り方からして、あの実験お兄さんを知っている女性のようだ。
しかしゲスまりさにとってはそんなこと全く関係ない。


動けないまりさは必死に奴隷(一方的にそう思っている)に命令を繰り返すが、彼女は長ぱちゅりーのダンボールハウスに歩いて行った。
そして二言三言話したかと思うと、こちらに犬とともにダッシュで駆けてきた。


足音は最早死の宣告にも等しかったのだが、何故かこのまりさはあんよが使えないというのにまだ人間を制裁できると本気で思っていた。
今時ゆっくりにしては強いメンタルである。あるいは自分の状況を省みるのが苦手な個体なのかもしれない。


そして、まりさがその人間に文句を言おうとしたところだった。

 

グシャッ。


彼女は、足でまりさの口の部分だけを物凄い命中精度をもって潰したのである。
これにはたまらずまりさも泣き叫ぶが、口の部分が潰れているので声が出ない。
本当は、ぷくーも口を閉じたままやっているので声は出せるはずなのだが…そこは思い込みというやつだろう。


痛みに泣き叫ぶ間に、犬の飼い主は去ってゆく。
再び無人になった公園には、最早まりさを助けようとするものも、処分しようとするものも居なかった。

春の夜はまだ寒い。まりさの長い夜はまだ始まったばかりである。

 

 

 

お読み頂き、ありがとうございました。