ゆら島太郎

むかしむかし、ある村に、心のやさしいゆら島太郎という若者がいました。
 ゆら島さんが海辺を通りかかると、子どもたちが大きなゆっくりまりさを捕まえていました。
 そばによって見てみると、子どもたちがみんなでまりさをいじめています。
「おやおや、かわいそうに」
ゆら島さんはその子供たちに近づいていきました。
 見るとまりさは涙をハラハラとこぼしながら、ゆら島さんを見つめています。
「おでぃいざん・・・ばでぃざをだずげでぐだざい・・・」




ゆら島さんはポケットからオレンジジュースを取り出しました。 そして 「もっと生き地獄を味合わせなきゃな!ヒャッハァー!」 ゆら島さんは持っていた虐待用の棒でまりさのおくちをひきさきました。 「ゆがぁぁぁ!!ばでぃざどずべでをばーぐばーぐするおぐぢざんがぁぁぁ!!」 まりさは意味不明なことを叫び始めました。 「だめじゃないか。お食べなさい防止に口を裂かなきゃ。歯を折るでもいいけど」 ゆら島さんは子どもたちに注意しました。 「はーい。おじさんごめんなさい……」 子どもたちはしゅんとします。  ゆら島さんはオレンジジュースを子どもたちに差し出して笑顔で言いました。 「それでは、このオレンジジュースをあげるから、お兄さん(^言^)もなかまにいれておくれ」 「う、うん。い、いいよ。ヒャァ!」  こうしてゆら島さんは、子どもたちとまりさをいじめ始めました。 「そんな棒でつつくだけとは最近の子供は甘いなぁ」 と、まりさを持ち上げて、 「ゆわー。おそらとんでるみたい」 ポケットライターであしやきを始めました。 「ゆげぇ?!べっべぇ!ごばぐべぇ!ゆんべぇぇぇ?!ばでぃざどがもじがざんどようだすらりとじだあんよがー!」 まりさは悲鳴をあげましたw まずゆっくりにスラリもくそもないのでカモシカにあやまってほしいですね。 「「「「ヒャッハァー」」」」 まりさのあんよはもう真黒ですw ゆら島さんはまりさが死なないようにいったんオレンジジュースをかけました。 「ゆ?あまあまさんなのぜ。ゆっくりできるのぜ。おいくそどれい。まりささまにあまあまさんをもっともってくるのぜ」 「さてそれからアマギリさんだー」 「「「ヒャァ!」」」 「ゆぎゃぁぁぁぁぁ!ぼうやべで・・・ゆっぐぢでぎだい・・・ゆぎぃ!」 ゆら島さんは子供たちからもらった棒でまりさのおめめを一気に抉り取りました。 「ゆんやー!ばでぃざどすべでをびどおずぎだぎだおべべざんが~!」 すべてを見通していたらこんなことにはなっていませんよねw ゆら島さんと子供たちはまりさが死なないように適度にオレンジジュースをかけながら夜が明けるまで虐待しました。  さて、それから二、三日たったある日の事、ゆら島さんが海に出かけてにとりを虐待「ゆんやー!めいゆう?!」していると 「・・・ゆら島さん、・・・ゆら島さん」 と、誰かが呼ぶ声がします。 「おや? 誰が呼んでいるのだろう?」 「わたしですよ」  すると海の上に、ひょっこりとゆっくりいくが頭を出して言いました。 「このあいだは素晴らしいまりさ虐待を見せてくれて、ありがとうございました」 「え?ああ。あれね」 「はい、おかげさまで総領娘さまが虐待に目覚めてしまいました。責任を取っていただくため竜宮に来ていただきます」 「竜宮? さあ? 竜宮って、どこにあるんだい?」 「海の底です」 「えっ? 海の底へなんか、行けるのかい?」 「はい。わたしがお連れしましょう。さあ、頭の上に乗ってください」  いくはゆら島さんを頭に乗せて、海の中をずんずんともぐっていきました。  海の中にはまっ青な光が差し込み、コンブがユラユラとゆれ、赤やピンクのサンゴの林がどこまでも続いています。 「わあ、きれいだな」  ゆら島さんがウットリしていると、やがて立派なご殿へ着きました。 「着きましたよ。このご殿が竜宮です。さあ、こちらへ」  いくに案内されるまま進んでいくと、この竜宮の主人の美しい胴付きのゆっくりてんこさまが、色とりどりのにとりたちと一緒にゆら島さんを出迎えてくれました。 「ようこそ、ゆら島さん。てんこは、この竜宮の主人のてんこです。このあいだは素晴らしい虐待を見せてくださって、ありがとうございます。お礼に・・・・・・てんこをたくさんいじめてね!」 虐待に目覚めたとはこういうことか・・・。 ゆら島さんは今はじめて気づきました。  ゆら島さんは、竜宮の広間ヘ案内されました。  ゆら島さんが用意された席に座ると、にとりたちが次から次へと素晴らしい虐待道具を運んできます。 加工所のゆたたき棒、はんだごて、透明な箱、はさみ、カッター、のこぎりetcetc・・・。  虐待するのにちょうどいいヘヴィメタルの音楽が流れて、  ここはまるで、ゆん国のようです。 ゆら島さんはたまらなくなりました。 「ヒャッハァー!虐待だぁ!」 そしててんこをいじめ始めました。 どれだけ傷つけてもいくやにとりたちがすぐに元通りにしてくれるので大丈夫です。 そして 「もう一日、いじめてください。もう一日、いじめてください」 と、てんこさまに言われるまま竜宮で過ごすうちに、三年の月日がたってしまいました。  ある時、ゆら島さんは、はっと思い出しました。 「地上に残した家族や飼いゆっくり(虐待用)はどうしているだろう?」  そこでゆら島さんは、てんこさまに言いました。 「てんこさま、今までありがとうございます。ですが、もうそろそろ家へ帰らせていただきます」 「帰られるのですか? よろしければ、このままここで暮しててんこをもっといじめてね!」 「いいえ、わたしの帰りを待つ者もおりますので」  するとてんこさまは、さびしそうに言いました。 「・・・そうですか。それはおなごりおしいです。では、おみやげに玉手箱を差し上げましょう」 「玉手箱?」 「はい。中身はヒミツ?ですので絶対にあけないでくださいね」 「はい、わかりました。ありがとうございます」  てんこさまと別れたゆら島さんは、またいくに送られて地上へ帰りました。  地上にもどったゆら島さんは、まわりを見回してびっくり。 「おや? わずか三年で、ずいぶんと様子が変わったな」  確かにここはゆら島さんがにとり虐待をしていた場所ですが、何だか様子が違います。  ゆら島さんの家はどこにも見あたりませんし、出会うゆっくりも知らないゆっくりばかりです。 「わたしの家は、どうなったのだろう? みんなはどこかへ、引っ越したのだろうか? ・・・あの、すみません。ゆら島の家を知りませんか?」  ゆら島さんが一人の老ゆっくりぱちゅりーに尋ねてみると、ぱちゅりーは少し首(?)をかしげて言いました。 「ゆらしま? ・・・むきゅ。たしかゆらしまというぎゃくたいおにいさんならたくさんむかしにうみへでたきりで、かえらないそうよ。にんげんさんのいうことには、むきゅ。たしかななひゃくねんとかいってたわね」 「えっ!?」 ぱちゅりーの話を聞いて、ゆら島さんはびっくり。  竜宮の三年は、この世の七百年にあたるのでしょうか? 「家族も飼いゆっくり(虐待用)も、みんな死んでしまったのか・・・」  がっくりと肩を落としたゆら島さんは、ぱちゅりーをつぶし「むぎゅ!えれえれe・・・」ふと、持っていた玉手箱を見つめました。 「そう言えば、てんこさまは言っていたな。  この玉手箱は開けてはならないと。でもいいや。もう虐待もあきたし。どうなってもいいや」  そう思ったゆら島さんは、開けてはいけないと言われていた玉手箱を開けてしまいました。  モクモクモク・・・。  すると中から、まっ白のけむりが出てきました。 「おおっ、これは」  けむりの中に、まだ赤ゆっくりのれいむ、まりさ、ありす、ぱちゅりー、ちぇん、みょんに加えててんこが入っているではないですか。 「ああ、わたしは、まだ虐待をし続けなければならないのか」  ゆら島さんは、喜びました。  そしてゆっくりと叫びました。 「ヒャッハァー!」 おしまい おまけ 「総領娘様、なぜ玉手箱を開けてはならないとおっしゃったのですか?」 いくはてんこさまに問いかけました。 「それはね…人間というものはしてはいけないというとしたくなるという性質を持っているからなのよ」 「なるほど」 いくは納得しました。 「あの箱は今頃きっとあけられているわ。そしてゆら島さんはてんこの代わりにあのてんこをいじめているころだわ。うふふふふ」 てんこさまはうれしそうな顔をして言いました。 「こういうのをカリギュラ効果というらしいわ」 「総領娘様、勉強になります」 いくとてんこさまはゆっくりとした時間を過ごしています。 てんこさまは悲しげに海の上を眺めます。 どこからかゆら島さんの声が聞こえてきたような気がしました。 「ヒャッハァー!」 今度こそ本当におしまい。